中丸君の楽しい時間3に行ってきました。
2月19日から3月24日の役1ヶ月間に及び開催された中丸くんの1人舞台、中丸君の楽しい時間3に行って参りました。
2からは1年半ぶりで更にパワーアップした中丸くんの世界観とそれを提示する技術に酔いしれ余韻に浸る日々を過ごしおりますが、今回も映像化の望みは薄いのかなと感じましたので備忘録として記します。
この舞台は中丸くんが楽しいと思うことが軸になっていて、普段の生活で得られるありきたりなことでも角度を変えて見てみると面白いと思える物に変わる、そんな中丸くんの視点から繰り広げられる楽しい時間です。
開演30分前になると会場ではホテルの朝食時に流れている様な爽やかな音楽が流れていて、15分前になるとそれよりももう少し明るい曲調に変わります。そして5分前になると1度音楽が止まり会場のざわざわとした声のみが広がり次第に心拍を上げる様なドゥンドゥンと重低音が効いた音楽が始まります。
間隔がどんどん短くなり、あ、そろそろ始まるな…!とドキドキしていると一変して優しいオルゴールの音。
スクリーンに黒い服を着た中丸くんとお風呂場が映し出され無音のまま下手側にフレームアウトしようとします。
すると中央にバナナの皮が落ち、何故か引き返して来た中丸くんが踏み、転び、ドンと鈍い音。
暗転と共に心音が聞こえます。これ中丸くんの音だ〜!
ここからはボイパのコーナー。暗転したままLadies & gentleman welcome to 中丸君の楽しい時間3!とお馴染みの中丸くんの声が聞こえステージにスポットライトが当たると中丸くんが居ました。この時の会場からの感嘆の声がヒェ…とかハェ…と聞こえるのが凄く好きでした…私もヒェ…てなります…。
スポットライトのみなので神々しい中丸くん…神…神だ…神が居るぞ……
ボイパは前半がDJの機材を操作しているパート(無音で中丸くんの声のみ)、後半が音楽と映像が合わさったパートに分かれていました。後者の時に左右の液晶に蟹が映し出されていて今回は蟹推しだな…と再認識。
3月10日のカーテンコールにて
(冫、)言わなけれれば気付かないと思いますが、何年もボイパで噛むという経験をした事はないのに今日噛みました。音楽が付いているパートなので良かった。
と教えてくれて生ものの舞台ならではだと嬉しかったです。勿論気付きませんでしたが…笑
完璧であろうと隠したりせず素直な中丸くんが感じられて好きが増し増しでした。
その後オープニング映像が流れます。
このオープニング映像 初見は情報量が多くて全てが繋がっていない一見シュールで前衛的な映像に見えたのですが、2回目以降に改めて観ると観え方が違って来たのでここは1番最後に振り返ります。
そして今回の舞台は
(冫、)フィクションとノンフィクションの境目をぼやかして観終わった後にふわふわとした気持ちを味わってもらったり伏線を回収した時のハッとした瞬間を楽しんでもらえたら。
ということも話していて、至る所に伏線が張り巡らされておりその回収も見事だったので気付いた範囲で記しておきます。
オープニング映像の最後に映し出される 中丸君の楽しい時間3 のタイトルが消えるとまた中丸くんのボイパが聞こえてきます。
ここからは朝の目覚め~中丸雄一のリアルな朝あるある~
先程のボイパは中丸くんの携帯のアラーム機能の音(途中のマネージャーさんからの着信も同じ音なので設定は全て共通なのかも)で、2度寝は最高だとか、自分が設定したスヌーズ機能にキレる等々中丸くん流のあるあるが連ねられます。
アレクサに暖房付けてと指示しても意思の疎通が出来なかったり、コケ玉に(冫、)コケがコケらしくなってきたなぁ…いつも綺麗な酸素をありがとなぁ(イケボで笑顔) と謎の会話をしたり、携帯やリモコンを触った後は必ず手を洗ったり、顔を洗う際のルールがあったり普段の中丸くんの行動を思わせる様な内容で会場から笑いを誘います。
特に携帯は裏側に置いて机の隅に置くというシーンではミリ単位で調整する中丸くんの姿に会場が引いているのを感じ取ったらしく、カテコで (冫、)あるあるのコーナーは誇張して言い回しにも気を付けて最大限面白くなるようにしています。と言っていたので全てが全て中丸くんの日頃の行動ではない様です…ですがあまりにも中丸くんらしいと言いますか、リアルで。笑
あるあるの定義が気になって調べてみたところ
「よく見かけるもの、よく聞くもの、よくやってしまうこと。主に同調として使われる。」
とのことで、もしこのコーナーがただの~リアルな朝あるある~だったとしたら観客もついやってしまう!あるある!という方向性になるので同調を得やすく笑いは取りやすいはずです。でもこれは中丸くん自身のあるあるで、中丸くんのことは中丸くんしか分からないので笑いを取るのは難しいはず…ところがどうでしょう。中丸くんならやってそう~!分かる~!とつい笑ってしまう様なチョイス。センスが逸材だと思いました。(ついでに笑いを通り越して引かせてしまうくらいリアル)中丸くん程自分が周りからどう周知され、それをどう表現するのか、自己プロデュース能力に長けている人はいないな…。
その後マネージャーさんから電話がありインフルエンザの疑いがあるので今日のやりとりはメールで指示を出すとのことで1日のスケジュールが送られて来ます。
(情報番組→世界大会→打ち合わせ→空き時間→アフレコ)
この通りにお話は進んで行くことになります。
(冫、)かにぱんだぁ~いすき♡(ハズキルーペのモノマネ)な中丸くんがかにぱんに世界で1番合う飲み物はホットレモンティーだと思っていて、朝ご飯に準備しようとしたら1つ目の仕事まで時間が無いことに気付き、焦り、ジャニーズ的ステップを踏み、早着替えをして仕事に向かいます。とても早い。(急いでる時も早着替えで乗り切れるから)ジャニーズでやってて良かった~!発言も可愛い。中丸くんが アイドルの仕事に誇りを持っている発言集 出たら言い値で買います。
アレクサに電気消して!とお願いしますがやはり聞いてもらえず寧ろ中丸くんが(冫、)わっかりました~!ニコッ と電気を消して暗転。
ここで得られた伏線の鍵は
・限定かにぱんを仕事終わりに買いに行きたい。
・コケ玉→いつも綺麗な酸素をありがとなぁ。
・今日のおとめ座の占いは最下位。ラッキーカラーはビリジアン。
・最近よく見かける眼鏡のコメンテーターが良いこと言ってる風で何も言えてなくいけ好かない。
シューイチを中丸くん風に編集した新番組その名もユーイチ(ほぼシューイチ)へ向かう中丸くんへマネージャーさんからLINEで連絡が来ます。マネージャーさんからは新番組ではあるが少し気軽に挑んでも大丈夫そう、共演者の方に鋭い発言をする方がいるので勉強になるといいですね。と言われていて、中丸くんも気持ち新たに頑張ろうと望みますが、全体的にゆる~いおふざけ番組。真面目に淡々と進む番組と内容が一致していません。笑
司会の日根河原さん、コメンテーターの石崎さん、中丸くんの3人で話は進みます。
この石崎さんは先程の伏線で中丸くんがディスっていた眼鏡のコメンテーターで、気難しそうな風貌をしており、中丸くんの名前が紹介されて(冫、)よろしくお願いします!と言った時やVTRを見て(冫、)へぇ~などコメントするとじーっと中丸くんを見てきたりと最初はいつか怒り出すんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、どちらかというと何も考えていないゆる~いお人柄でした。流石中丸くん、共演する前に風貌から受ける印象ではなく本質を見抜いていました。見習わないと。
中丸くんは真面目にコメントをするのですが日根河原さんには アッハッハー真面目。とか中丸さんは何も分かってないです。と寧ろ責められていたり、石崎さんは終始良いこと言ってる風ですが的外れだったり浅いコメントなのにそれが良しとされ、2対1になっているのが面白かったです。こんな番組は嫌だ!
1人舞台なのに3人の登場人物がいるのは、個別のスクリーンにそれぞれのキャラが映し出されていて、収録された日根河原さんと石崎さんの映像に中丸くんが合わせる形で実現させています。
これ会話形式になっているので一度中丸くんが躓いてしまったりしたら成り立たないのですが、掛け合いがピッタリで凄かったです!あと石崎さんが中丸くんを見てくるシーンで中丸くんも石崎さんの視線を気にしたりしていて、細かいところでしっかり笑いを取って来ているところも流石でした。何回も練習で合わせたんだろうなぁ…。
ここでの伏線の鍵は殆どが天気予報のコーナー
・普段から簡単な傘を持ち歩いている。
・ビリジアンが緑色だということを知る。
・東京はバリバリっとカミナリが鳴るときもある。
・今週の1文字は健康(2文字!)
マネージャーさんからのLINEは癖の強い番組でしたね。→癖しかないよ。→インフルではなかったが休む→大会頑張ってください!
新番組の後はB-1グランプリ。今回中丸くんが唯一自分発信ではないと念押ししていた企画。
そうブラホック外し選手権。今世紀最大のセクシー祭りと銘打っていますが、ご本人は(冫、)ブラジャーだと思うから手に緊張が伝わる。ただの金具だと思って外しています。などと語っており、スタッフさんと中丸くんとの温度差が気持ちいいなー!と思っていたら、筋トレに励む中丸くんの映像が流れたり(ブラホック外しは無酸素運動とのこと。それにしても中丸くん懸垂出来るんだ…カッコイイ…)中丸さんにとってブラホック外しとは?との質問にニヤッとしながら (冫、)生き様、ですかね?と答えたり、やるからには本気だす中丸くんが好き~となりました。ブラホック外しをすることに対してKAT-TUNのメンバーは「勝手にしろ」ってスタンスなのも温度差温度差!(このドキュメンタリー映像の時に穿いているボトムが…お膝がこんにちはしているダメージスキニー…ご馳走様です…)
最高記録はデビュー記念日に打ち出した62個が最高でした!
1分間に62個…1秒に1個掛からないってそんなこと可能なのって感じですが、終盤は60個を安定して出せるようになっていて、それでも十分凄いことなのに中丸くんならもっと出来る!と応援したくなっちゃう見事な手捌きでした。
30個台の時に歩いたままスーっと外していくのが面白くて、競技中なのにしっかりとエンターテイメント性を持たせるのが流石でした!
本来ブラホック外し自体がエンターテイメント性に溢れているはずが、さながらオリンピックの熱量。TOKYO2019。一足先に熱い闘いをありがとう中丸くん。
続いての仕事はアルバムの打ち合わせ、ディレクターの鈴木さんとのやりとりです。
アルバムのジャケットが2つ用意されていて、1つはジャニーズがネットで写真使用不可時代のグレー抜き画像に対抗してあえて初めからグレー抜きされた3人のシルエット、もう1つはカラー版ではあるものの亀梨くんも上田くんも3人とも中丸くん。…やっぱりいつもの中丸くんが好きだな〜笑
全部で8曲のリミックスされた楽曲がこちら
・Real Face west japan ver.
関西弁のリアフェ
・LIPS super eat remix
咀嚼音(君の未来~2つに分かれて~バリボリ)
・RUN FOR YOU hakone ver.
箱根駅伝を走りながら歌唱
・ONE DROP after hakone ver.
シャワー浴びている(冷たっ… 冷たい~)
・GREATEST JOURNEY dramatic ver.
オペラ
・Keep the faith feat.hyphen ver.
・White X'mas stylish ver.
前奏のまま伴奏に繋ぎ秒で終了
・Real Face soul ver.
演歌
(冫、)全部作り直しだー!と中丸くんに言われてしまいますがキプフェ楽しそう〜!
楽曲の前奏部分ではリズムを取りながら待機している中丸くんが問題の歌が始まった瞬間に目をかっ開くところが可愛いし、同じ楽曲をもう1回聞き直す際もちゃんと前奏部分ではリズムを取る姿が健気で可愛いんです…。
丸々1つのゲームが開発できるのでは?というくらい壮大な サバイバルゲーム風のナカマルカラコミット。
ナレーションが中丸くんが大好きだと語るメタルギアシリーズでスネークの声を担当されている大塚さんが勤めてくださっています。中丸くん嬉しいだろうなぁ…。
五万といる敵の群れ(客席)に1人気付かれずに潜入し半ば強制的に質問を聞き出す質問コーナーの始まりです。
質問の内容は沢山レポが上がっていますので割愛しますがもう中丸節絶好調で!
千穐楽で(冫、)お客さんに圧を掛けてしまいますが改めないと…と思いました。と話していて、確かに圧を感じるときもありますが笑 回答は優しかったり質問が中々出ない方に自然に話しかけて質問の糸口を見つける手助けしたりその塩梅が丁度良くて大好きなコーナーでした。
際どい質問もスマートに交わしたかと思えばバッサリ切り捨てる場面もあったり色んな表情が伺えるのもうれしい時間です。
このコーナーは一応サバゲーをしていて中丸くんは1人で敵兵(客席)と対峙しているので、圧が強くなるのも演出といえば演出なので…間違ってないですね。笑 (中丸担の私でももし当たってしまったら…?と思うと怖いのにこのコーナーがあると知らずに観に来た他担さんの恐怖の心情を思うと…南無)
普段アイドルに質問する機会なんて無いし殆どのアイドルは避けるコーナーだと思いますが、答えられる範囲で答えてくれる中丸くんの優しさとファンと一緒に作り上げる空間を舞台の中で設けてくれるところが素敵だなと思います。
プレゼント抽選会もあり特性バンダナも各公演3名が貰えました!
大塚さんのナレーションも 終演後に受付のスタッフに半券を提示しろ。相手も大人しく渡してくれるだろう。と指令染みていて世界観を徹底していました。
3人目の方の質問が終わると中丸くんの潜入がバレてしまいGAME OVERで終了します。
繋ぎのKAT-TUN楽曲占い
A.B.Cから1つだけ選んでね!もう1度言うけど1つ選んでね!と念を押されながら占いコーナーのスタート
A⇒Real Face
B⇒ハルカナ約束
C⇒僕らの街で
初見時私はBを選んだのですが縦書きの文章が3つ同時にスクロールされるので1つしか読めません。すると会場から笑い声が上がり始め、え?Bそんなに笑うところないけどなんだろうとちょっと残りの2つの文章が気になりますがそのまま続行、無事読めました。
何度か観劇して分かりましたがたぶんAの回答で笑いが起こっていたのかなと思います。(いつもギリギリで生きていたいあなたはアスファルト蹴り飛ばして舌打ちしようぜ!みたいな内容)
占いの後に一言アドバイスがあり
"二兎追う者は一兎も得ず"
良い人生経験が詰めましたありがとうございます!ルールは守りましょう!あと周りの声に惑わされない強い精神を持ちましょう!
続いてアフレコ室に入ってきた中丸くん。
外国人の2人が会話している映像に合わせて中丸くんがアフレコします。
これも突っ込みどころ満載の映像とセリフですが、戸惑いながらも淡々とこなしていく中丸くんがシュールでした。一体何種類の声を使い分けられるんでしょう。
低い声の時の喉仏を凝視出来たんですが最高でした。
今日も1日お疲れ様でしたとLINEで音楽が送られて来てリラクゼーションミュージックが流れ限定かにぱんを手に入れたマネージャーさんからの報告を受けるも、今日は疲れたから明日にすると言ってLINEを終了します。
ここからは怒涛の伏線回収の始まり。
冒頭のお風呂場のシーンと同じ場所。
今度は中丸くんが映像ではなく実際に黒い服を着て現れます。冒頭では無音でしたが、かにぱんを買いに行こうか迷いつつも(下手側にフレームアウトしようとする)かにぱんはやはり諦めお風呂にお湯を溜める為に引き返して来て(謎に踵を返した理由が判明)、落ちてきたバナナに滑り、頭を打ちます。
すると中丸くんから黒い影が幽体離脱。蟹のポーズで蟹を大量に出現させ、中丸くんを抱き抱えカメラで撮影する描写があります。
これ…!ポスター…!影が黒いこと以外は3のキービジュアルと全く同じ構図配置で上部にタイトルも表示されているので間違いなくあの瞬間が収められている様です。ここで初めて気づいたことがあって、私はあのキービジュを見た時に主人公は白い服を着た方の中丸くんだと思っていたのですが、舞台で言うとそれは影の方の中丸くん…。つまりはキービジュでパジャマを着て目を瞑っている方が今まで1時間ちょっと観てきた中丸くんで、今回の主人公だったわけです。ミスリードが上手〜!キービジュはMACHIGAIバージョンもあってそちらではパジャマ丸くんが前髪を分けています。あるあるのコーナーで中丸くんの顔写真が表示される際、その前髪を分けたパジャマ丸くんが表示されていて、なんで前髪が分かれている方をわざわざ使っているのかな…と思っていたのですが、パジャマ丸くんが今回の主人公であることを表す為なのかなと思いました。MACHIGAIの答え合わせで"パジャマ丸くんと白服丸くんが入れ替わっている"旨の表示があるので、2つのキービジュ内で同じ服の中丸くん同士はあくまでも同じ人物であることが伺えます。それを示唆する為だったのでしょうか。キービジュだけでも小一時間語れる宗教画…楽しい…。
(冫、)う…なまぐさい…と中丸くんが目を覚まします。(この時蟹が勝手にお風呂にお湯を溜める為に蛇口をひねる)
影丸くんと対峙した中丸くんは影に戻るよう言いますが影はどうしてもかにぱんを買いに行きたいとのこと。その後は影との追いかけっこが始まり家中を駆け巡ります。(追い掛ける前に蟹が出したお湯を止めているが何か意味がある?)
影丸くんは終始余裕そうに中丸くんをバカにして色んな悪さをします(スプレー缶でバカ.アホ.健康の文字を落書き、後ろから蹴るなど)
この時部屋を歩きながらも秒でブラホックを外します。細かい〜。
別の白を基調とした素敵なお部屋(中丸くん談)に行くと影丸くんが中丸くんの身体を奪ったり、緑色の球体になって逃げまわったりレーザーを打ったり、マリオの部屋に行って影丸くんが毒キノコを食べたり中丸くんがファイヤーを出せるようになったり、真っ暗でまだ片づけていないという部屋には石崎さんが居たり、サバゲーで中丸くんが隠れていた様にダンボールの中に影丸くんがいて中丸くんの頭にレーザーを打ってきたり…影丸くんに翻弄されながらも付いて回ると
中丸くんのTシャツに憑依し中丸くんの服を破いて行きます。(クマさんの柄→正義の文字→(冫、)個人的な趣味がバレるからやめろ!→やめないの文字→お腹をくすぐる→腹筋を見せる→上まで上げたらブラジャー)
リビングに戻ってくると影丸くんはソファに座る様導き、レモンティーの甘い香りが会場に漂います。凄い!嗅覚にダイレクトに訴えかけてくる演出。これのおかげでレモンティーの香りを嗅ぐと中丸くんが思い浮かぶ様になりました…液体タイプというよりも粉末タイプの某レモンティーの香りです。一生忘れないと思う…嗅覚から得られる情報って凄いです本当に。
ここでグッズの確カニあたたかい、背中丸まるブランケットも使っていて (冫、)素材にこだわった良いブランケットだ~!と中丸くんが宣伝したお陰か終盤は売り切れでした。よっ!商売上手!本当に素材が良い!ふわふわ!柄も可愛い!
ホットレモンティーを飲ませようとしてくる影丸くんに毒でも入れたんじゃないのかと問い詰める→入れてない→(冫、)じゃあ影が飲んでみたら飲むよ→影丸くん、ブルブル震えながら飲む(ツボでした)→やはり毒が入っていた様で様子がおかしくなる影→リビングがどんどん変化していき酸素濃度が不安定になる→買っておいた宇宙服に早着替えする(着替える前にどうしようとジャニーズ的ステップを踏む)→(冫、)アレクサ電気付けて!→了解しました(初めて言うことを聞いてくれる)→スクリーンに中丸くんのデータが読み込まれる描写(もうリビングではなくバーチャル空間 ゲームっぽい…)→布を用いて会場全体を利用した物理と映像が共存した演出→雨が降ってきて傘をさす→(冫、)簡単な傘持ち歩いていてよかった!→雨どころではない、傘ではどうにもならないどうしよう→(冫、)傘が浮いている…これは…?→跨ってみると浮く→スリーツーワンゴーの合図で傘に乗って飛行(ゲームっぽい…)→運命の分かれ道で4色の中から一つ選ぶ→紫→カミナリに打たれてMISS→巻き戻し(ここで原始的に中丸くんが逆再生の音声を発するのですが普通に言葉を話している時もあって滅茶滅茶可愛い…)→ラッキーカラーは、ビリジアン!を思い出す→ビリジアンだ〜!→CLEAR
ここまでノンストップで中丸くんと一緒に振り回されている気分が味わえます。
バーチャル空間で中丸くんが走り回り飛び回る姿が本当に似合っていてこんなゲーム欲しいな〜と思いました。中丸くん自身がゲーム好きだし中丸くんがそういう道に携わるのも見てみたい…。中丸くんが主人公のゲーム操作してみた〜い!最新の技術を最大限に取り入れつつ所々手作り感もあって本当にわくわくでした。
CLEARしたのでこのまま落ち着くかと思いきや
柵に閉じ込められて急上昇、そのまま宇宙へ放り出される→またカミナリ→気を失い掛けた中丸くんにコケ玉がぶつかり目を覚ます→マネージャーさんから限定かにぱんが売り切れ続出中だから急いだ方がいいと連絡が来る→(冫、)知らんがな→コケ玉のおかげで酸素濃度が安定し宇宙服のマスク外せるようになる→(冫、)お前も来てたのか〜!いつも綺麗な酸素をありがとなぁ(イケボで笑顔)とコケ玉を呼び寄せる→コケ玉が影によって爆破される→(冫、)おい…やっていいことと悪いことくらいあるだろ…?俺のコケ玉ーーーーー!!!→覚醒
覚醒 泣
この覚醒のシーンが本当に本当に本当にかっこいい…。この後スーパーダンスタイムが始まるのですがこの山場の為の前半だったんだなと思わせるくらいガラッと中丸くんのオーラが変わります。中丸くんって申し分ないくらい容姿端麗でかっこいいのにいじられキャラで、寧ろ舞台の前半の様に3枚目の役を自ら進んでやるユーモアを持ち合わせた人じゃないですか…オーラが無いとか気取っていないから一般人に見えるとか色々言われがちだと思うんですけど…もう本当に中丸くんってかっこいいパフォーマンスをするんだよっていうことを世界に広めたい。
宇宙空間を掌握した覚醒丸くんが無数の影と闘います。影は勿論中丸くんの姿をしているので中丸くんが中丸くんと闘うんですがこの展開天才…何とも胸熱な展開です。中丸くんって突っ込む時にグーでパンチすることはあっても人のことを蹴ったりしないイメージなんですけど…影丸くんのことは蹴って消滅させてたりほーんとにかっこいい!!!!あと本物の中丸くんは白手袋を付けているんですが影丸くんたちは誰も付けていなかったので差別化でしょうか?
優勢に思えた中丸くんが影丸くんのレーザーに打たれ、宙に浮かぶ中丸くんの映像が映し出されます。
すると客席C列とD列の間の通路に白い人影がサッと横切り ん?と思った瞬間
な、なかまるくんが居る〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜泣
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
聞いてない〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜泣
会場に天井から吊るされた球体のライトが無数に登場し、中丸くんの客席でのパフォーマンスが始まります。
もう、、、近い、、、、何処の席でも近い、、、、、東京グローブ座様々、、、、、
凛々しい表情でちょっとお口を開けたまま踊る姿がほんっっっっと〜にかっこよくて、しかも白手袋を付けて、しかも顔の近くで白手袋がチラチラするのでとんでもなかったです。恐るべし演出。この球体のライトは影丸くんが緑色の球体になるのを表していて、中丸くんが捕まえようとするとそのまま上に逃げてしまいます。
その後左右の液晶を使ってちょっとしたシューティングがあってステージの上に戻って行きます。
ここからは中丸くん×レーザーの世界。
中丸くんがレーザーに触れると弦の様に揺れたり、レーザーを掴んで操ったり本当にかっこいいんです、、、(n回目)
バッチバチのEDMが始まり巨大な中丸くんの影が現れます。ラスボス戦の始まりだ〜!
ここで普段はレーザーを味方に付けている中丸くんが巨大影丸くんが操るレーザーに動きを邪魔されたりマリオネットにされたりとこれまたオタクが唸る演出をします。
最後は無事中丸くんが二刀流のレーザーを駆使して勝利!
影丸くんが中丸くんに戻ってきて
中丸君の楽しい時間3 の文字と 蟹のロゴ とfinの文字。
(暗転後直ぐに移動している訳では無く拍手の間も暫く中丸くんはステージ上に立ったままジッとしているのが見えて、拍手の大事さを実感しました。絶対本人に届いているので絶対に絶対に大きな拍手を送りたい)
またお風呂場のシーンに戻り宇宙服を着たまま寝転んでいた中丸くんの手には限定かにぱんが握られています。
(冫、)なんで限定かにぱん…持ってんの?
で全て終了になります。
………え?
なんで…限定かにぱん…持ってるの…………?
なんでかにぱん持ってるの〜〜!?
さてここで冒頭のオープニング映像を振り返ります。
・中丸君の楽しい時間無印、楽しい時間2のポスター
⇒これから3が始まるよ〜!という導入
・宇宙空間を漂う巨大なバナナが地球に落ちる→東京→お風呂場の順で範囲が狭って行き、バスタブに入っていた蟹が溢れかえる
⇒冒頭のバナナがお風呂場に落ちてくるシーンの再現、バナナは宇宙から落ちて来る、この時点で中丸くんの宇宙行きは決まっていた?
・大きな時計を抱えて眠る中丸くん→目を覚ます(今回の3のポスターが貼ってある)
⇒あるあるのコーナー
・7時29分→中丸くんがYの文字を万歳で表現
⇒ユーイチ
・ブラホック外し→秒で外して行く
・3人のグレー抜きアルバムジャケット→レコードの上で蟹ポーズをする中丸くん
⇒アルバムの打ち合わせ
・ゲーム画面で中丸くんが背後から頭を狙われている
⇒ナカマルカラコミット(終盤影が中丸くんの頭ばかり狙うのも関係している?)
・②①のカウント→レコーディング室でレコーディング(3のポスターが貼ってある)
⇒アフレコ
・蟹の影絵を追いかける狐の影絵×2回→狐のみ辺りを見渡す→両手が伸びて来て視界が暗闇に
⇒蟹が影丸くん、狐が中丸くんで終盤の追いかけっこを表している。狐がキョロキョロしていると暗闇に包まれる部分は片付けられていない真っ暗な部屋に迷い込んだ中丸くんを示唆している?
この狐の影絵なんですが諸説あって、悪魔とかヤギ(主に弱い者としての意味)などあるのですが、間抜けな人という意味もあるらしく、今回はこの間抜けな人という意味かなと思いました。影丸くん終始中丸くんのことバカにしていましたし 嘲笑っているのかなと。
それと中丸くんが良く着用していることで有名なMAISON KITSUNEの新作が今回のロゴの蟹にそっくりなんです。あれ…カニとキツネ…あれ…もしかして…。
・日時計の中心にいる中丸くん
⇒これだけどうしても本編との結び付きが明確ではないのですが、日時計が役割を果たすのは太陽が出ている時のみ。ですがこの時計は何時も指していません。ということは太陽が出ていない天候か、時間帯ということになります。雨or夜という時間の指定?
それとも時計が止まっている、時間が止まっている?
今回の舞台で時計は何度も出て来ているので何らかの定義付けだとは思うのですが…。
・宇宙にスーパーマンポーズで飛び出す中丸くん
⇒スーパーダンスタイム
そうです!オープニング映像の時点で既に今回の舞台の一連の流れを見せていた…!
この舞台は何度も中丸くんのお着替えがありますが、この映像では一貫して冒頭のボイパ時に着用していた黒地に星柄の衣装です。なので私の考えではオープニング映像までが導入部分(素の中丸くん)、以降何でかにぱん…持ってるの?のシーンまでがフィクション部分(素の中丸くんが演じる中丸くん)だと認識しています。
フィクション部分では途中のサバゲーのコーナーで、指令を聞いて(冫、)了解。と言った途端にスンとした表情と猫背に寄せに行ってるなという姿勢で歩き始めるところのみ素の中丸くんに戻っているかなと。質問コーナーが終わる時に一応手榴弾を投げる演出はありますがこの後もお楽しみください!と会場に呼び掛けるので、フィクション部分で演技をしていないのはあの時だけかなと思います。
それと2回程オープニング映像の中で3のポスターが貼ってあるのですが、あるあるの時とアフレコの時でどちらもフィクション部分です。
あのキービジュがポスターとして存在していのは私たちの生きるこのノンフィクションの次元のみ。
そのノンフィクションの次元で中丸くんが再現しているオープニング映像の中で、3のキービジュがポスターとしての役割を果たしていることからも、星柄スーツの中丸くんは現実で、それ以外の中丸くんは全てフィクションの世界の住人です。
初見時は上記でフィクションとした部分の中でも更に日常パートと非日常パートに分かれていて、レモンティーの香り辺りからが夢?と思っていたのですが、新番組もブラホック外しの大会もアルバムもアフレコも全然日常じゃないな?と思いまして、全部ぶっ飛んだ設定だったから最初から全て夢だと言ってしまったらそれはそう、となってしまうんですが…。うーん。どんどん考えれば考える程迷宮に誘われて行き今に至ります…。
影は中丸くんの中の悪い部分と言っていて、その悪い部分がやりたいことが "かにぱんを買いに行きたい" なのがとても平和で好きです…世界征服とか…仕事休んででもかにぱん買いに行きたいとか…それなら悪かなと思いますが、あの中丸くんはしっかりと仕事も終えていますし愛おしさ100倍です。
そんな中丸くんが悪の方が勝つエンド(かにぱん買いに行っちゃうエンド)に持って行くとはどうしても思えなくて、夢オチにしてしまうと最後にかにぱんを持っていることがバットエンドになってしまう…。
これはメリバなのか?それとも夢オチなのか?夢オチならば一体どこからが夢なのか?
もしあの日時計が時間が止まっていることを表しているとすれば、中丸くんが宇宙に行かせられるという目眩しを受けている間に影丸くんがかにぱん買いに行ってしまっていたのか…。
でもオープニングの冒頭でバナナが宇宙空間から落ちて来る演出があるので、宇宙に行くことがあり得ない世界では無い訳で、実際に宇宙に行っている間に影丸くんがかにぱんを買いに行ってしまっていた…?
いや影丸くんいわば中丸くんの悪い部分に打ち勝った中丸くんの勝利を讃えてのご褒美だと捉えたい!フィクションの世界ならご褒美システムもありなのでは!?
平和的思考には平和的思考を!ハピエンだ〜いすき!
タイムリープ説とか色々解釈があって凄〜い!全く思い付かなかった!とレポ読み漁るのが楽しいです。観た人の数だけ解釈があるのが舞台の良いところですね✌︎
答えは中丸くんのみぞ知る!と言ったところでしょうか。(どうか日根河原さんで再生して欲しい)
千穐楽から1週間が経ち、まだまだ考えも纏まり切っていない状態で暫くはふわふわとした気持ちに浸っていようと思います。3の途中で既に次回作の話も進めていて、4という数字が嫌いなので多分5になると思うとのことですが、4が来ても5が来てもまた中丸くんの作り出す世界が味わえることが楽しみで仕方ありません。私が3に浸っている間にも自担は次を見据えている姿が最高にかっこいいです…。面白くてかっこよくて可愛くて優しくて偶に怖いくらい帝王でそんな色んな1面を持った中丸くんが詰まりに詰まった 1粒で100度美味しい中丸くんの舞台でした。